Chromebook初期化サービス
DiskDeleter CXは、Chromebookで初期化したログを専用のクラウドで一元管理するサービスです。
管理画面では「初期化のログ管理」「レポート表示・出力」「ユーザー管理」「ライセンス管理」などを行うことができます。
ナレーション 平山笑美
GIGAスクール構想とは、全国の小中学校の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する2019年から始まった文部科学省の取り組みです。コロナ禍の2020年から本格導入が始まり、全国の小中学校に約1,000万台のコンピューターが配布されました。優れたコストパフォーマンスから Chromebook は多くの学校に導入され、OS別シェアでは40%になっています。
2020年から本格的に導入されたChromebookですが、一般的なWindowsパソコンと比べると寿命が短く、3年程度で故障すると言われています。文部科学省もわずか3ヶ月で導入台数の0.2%が故障したという調査結果を公表しています。
破損・紛失台数(端末整備台数(9,459,698台)に対する割合) |
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19,228台(0.2%) |
※令和3年4月1日から7月末までの期間に破損・紛失した端末の台数
使用するのが小中学生のため、扱いが粗雑になり故障する件数が増える事実もありますが、「修理が困難」なこともネックです。さらにChromebook には、生徒の個人情報が含まれている可能性が高く、情報漏えい対策も学校現場での課題の一つです。
2024年から
Chromebookの情報漏えい対策、引取・廃棄が本格化します
Chromebookはハードウェアの仕様上ソフトウェアで消去することができません。初期化することでストレージ内のデータも消去され、復元することが不可能となります。
学校の校長、副校長、IT担当者などの管理者がDiskDeleter CXの管理画面で初期化の進捗状況などを確認することができます。
初期化したログはレポートとして出力可能です。「日時」「メーカー名」「スペック」「シリアル番号」「担当者」「結果」などが表示されます。複数台を初期化した場合も、それぞれ個別にレポートで確認できます。
初期化したログを日付指定はもちろん、期間で絞り込んで検索することが可能ですので、管理者は任意の対象期間でログを管理することができます。
購入したライセンス数、使用(初期化)したライセンス数を確認・管理できます。例えば1,000ライセンス購入し、300台のChromebookを初期化した場合、残りのライセンス数は700となります。
管理画面にアクセス可能な「管理者」「担当者」の氏名、メールアドレス等を設定することができます。設定された方以外の閲覧は不可となります。
教育委員会の管理者がDiskDeleter CXの管理画面で、傘下の各学校単位での初期化の進捗状況などを確認することができます。